コラム
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2025.03.26

キャッシュレス納付について

近年クレジットカードのみならず、交通系ICや○○ペイなどキャッシュレス決済が当たり前の時代になってきました。

経済産業省のHPによると2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%(126.7兆円)となっています。

そこで今回は税金のキャッシュレス納付についてお話したいと思います。

1.はじめに

近年、キャッシュレス決済の普及に伴い、税金の納付においてもキャッシュレス化が進んでいます。

クレジットカードやスマートフォンアプリを利用した納付方法は、利便性が高く、多くの方にとって魅力的な選択肢となっています。

しかし、キャッシュレス納付にはメリットだけでなく、注意点も存在します。

2.キャッシュレス納付の種類

キャッシュレス納付とされている納付方法は次の通りです。

2-1.振替納税:事前に届出をした預貯金口座から振替日に自動で口座引き落としにより納付する方法です。

対応税目は申告所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税(個人事業者)となっています。

源泉所得税の納付には利用できませんのでご注意下さい。

2-2.ダイレクト納付:e-TaxやeLTAXによる簡単な操作で事前に届出をした預貯金口座から口座引き落としにより納付する方法です。

対応税目は振替納税の対応税目に加え、法人税、相続税、贈与税、源泉所得税、印紙税など全税目に対応しています。

令和6年4月からは自動ダイレクトという機能も新しく利用できるようになりました。

申告データを送信する段階で「自動ダイレクトを利用する」を選択することにより、申告データの送付と併せてダイレクト納付の手続きが行える機能です。

自動ダイレクトを選択した場合は法定納期限に口座から引き落とされます。

自動ダイレクトは納付税額が令和8年3月末までは1000万円以下という上限があります。

2-3.インターネットバンキング等:インターネットバンキング口座などから納付する方法

事前にe-Taxの利用開始手続きが必要です。

対応税目はダイレクト納付同様全ての税目です。

2-4.クレジットカード納付:インターネット上のクレジットカード支払方法を利用して「国税クレジットカードお支払いサイト」や「地方税お支払いサイト」等から納付する方法

対応税目は全ての税目です。

納付税額が1000万円未満であることや納付税額に応じて決済手数料がかかります。

2-5.スマホアプリ納付:「国税」専用サイトから利用するスマホ決済アプリを選択し納付する方法「地方税」スマホ決済アプリから納付書のQRコード(eL-QR)等を読み取って納付する方法

e-Taxの利用手続きが必要です。

対応税目はすべての税目です。

納付税額が30万円以下の場合のみ利用できます。

3.キャッシュレス納付のメリット

キャッシュレス納付には、主に以下のメリットが挙げられます。

利便性の向上: 金融機関や税務署の窓口に行く必要がなく、自宅やオフィスから24時間いつでも納付できます。

ポイント還元の活用: クレジットカードで納付する場合、カード会社のポイント還元を受けられる場合があります。

スマートフォンアプリによっては、独自のポイント還元やキャンペーンを実施している場合があります。

納付忘れの防止: 振替納税やダイレクト納付を利用すれば、納付期限を気にせずに済みます。

また納付履歴がデータとして残るため、管理が容易になります。

. キャッシュレス納付の注意点

一方で、キャッシュレス納付には、以下の注意点も存在します。

・手数料の発生:クレジットカードで納付する場合、決済手数料が発生します。

・利用可能な税金の種類や納付金額の制限:  すべての税金がキャッシュレス納付に対応しているわけではありません。

また利用できるクレジットカードやスマートフォンアプリが限定される場合があります。

納付税額に制限のあるキャッシュレス納付方法もあります。

・セキュリティリスク: インターネット上で決済を行うため、情報漏洩や不正利用のリスクが伴います。

 フィッシング詐欺などの被害に遭わないよう、注意が必要です。

5.まとめ

税金のキャッシュレス納付は、利便性が高く、多くの方にとってメリットのある選択肢です。

しかし、注意点もいくつか存在します。

それを理解した上で、ご自身の状況に合わせて最適な納付方法を選択することが重要です。

 

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